2016年12月26日月曜日

おせち料理の意味

皆さんのお正月はどのようなご予定でしょうか?
お正月と言いますと、どのご家庭も「おせち料理」が用意されているかと思います。
子供の頃は、苦手なものばかりでしたが(・・;)大人になると美味しく感じるのが不思議です。
そして、おせちのひとつひとつに、縁起物の意味があったのですね。



おせちになくてはならない、祝い肴三種 
関東は「黒豆・数の子・田作り」ですが、関西では「黒豆・数の子・叩きごぼう」になります。

・黒豆・・・「まめに働く」
黒豆の「黒」は、邪気払いや不老長寿の色と言われています。
そして黒豆には、今年1年間「まめ」に働けますようにと、無病息災の意味が込められています。

・数の子
数の子はニシンの卵ですが、沢山の卵が入っていることから子宝や子孫繁栄を願う縁起物として、古くから用いられています。また、ニシンと二親をかけて「二親健在」ともいわれます。

・田づくり
五穀豊穣を願い、 小魚を田畑に肥料として撒いたことから田作りと名付けられました。

叩きごぼう
細長く根を張るごぼうは縁起物であり、細く長く幸せに過ごせるようにとの願いが込められています。


その他に

海老・・・茹でた時に曲がることからお年寄りを連想し、長寿のシンボルである
紅白かまぼこ・・・紅は魔除けや慶び、白は清浄や神聖を表す縁起物
紅白なます・・・紅白は縁起物、そして細長く切ることで「水引(みずひき)」に見たてている
昆布巻き・・・昆布は、「よろこぶ」に語呂合わせて縁起物としてよく使われる
伊達巻き・・・書物の巻物に見たてて、知識が増すことを願う
錦玉子・・・黄身と白身を金と銀の二色(錦:にしき)にたとえた縁起物
栗きんとん・・・きんとん=金団と書き、黄金の塊を意味する
ちょろぎ・・・長老喜と書き、長寿を願う
などなど



おせち料理の中は、縁起のいい品でいっぱいです!!


そして、かまどの神様におやすみしていただくために日持ちする料理法ですから、三が日はのんびりできますね♪

お正月は年神様とご先祖様をお迎えし、日本古来からのおもてなしで過ごしたいものです。





今回で、2016年ASCLEブログは終了となります。
いつもいつも、お読みくださいまして、ありがとうございました。
来年は、もっともっと役に立つ内容にしていきたい!と思っております。

来る年の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。
今後も、ASCLEを宜しくお願いいたします。




美と健康をプロジュースASCLEホームページはこちらへ


0 件のコメント:

コメントを投稿